自律神経を整えるのにプラセンタが有効?自律神経失調症との関係は?

近年、自律神経失調症を患う人の数は増加傾向にあるそうです。

自律神経失調症は悪化するとうつ病へと進んでしまうこともある恐ろしい病気。

罹患者は男性よりも女性のほうが圧倒的に多いという特徴もあり、現在女性の関心が高まっている病気でもあります。

そんな自律神経失調症の症状緩和や治療に、プラセンタが効果的だって知っていましたか?

ここでは、プラセンタが自律神経失調症に与える影響についてまとめてみました。

 

自律神経失調症ってどんな病気?

自律神経失調症とは?

自律神経とは人間などの脊椎動物にある末梢神経の一つで、内臓や血管、分泌腺などの機能をコントロールするものです。

これらは自分の意思で調節できるものではないですよね。

つまり、自律神経は常に意思とは関係なく働いている神経系なのです。

自律神経の構成は交感神経と副交感神経の2つの神経から成ります。

交感神経は意識が覚醒して活動しているときに働く神経で、血管を収縮させたり呼吸数や心臓の拍動を増やします。

ストレスを感じて神経が張り詰めたときにも、この交感神経が働いています。

反して、副交感神経はリラックスしているときや眠っているときに働く神経で、血管を拡張させて呼吸数や血圧を下げ、胃腸の働きを活発にします。

交感神経と副交感神経が同時に働くことはなく、常にどちらかが優位な状態を作ることにより、私たちの生命活動はメリハリをもって営まれているのです。

自律神経失調症はこの自律神経系に異変をきたす病気のこと。

しかし、わかりやすい診断基準があるわけではありません。

体や心には明らかな不調が出ていても、検査をすると異常はほとんど見られないのです。

そのため病識を持ちづらく、気づかぬまま症状を進行させている人も多いのが現状です。

 

どんな症状が表れる?

では、自律神経失調症になると、どんな症状が出るのでしょうか?

代表的なものは以下の通りです。

 

体に表れる症状

自律神経失調症の症状は全身に表れます。

体を上から順番に見ていきましょう。


頭痛や偏頭痛、脱毛も珍しくありません。

 

疲れ目やドライアイ、涙の増量、眼精疲労、それから瞼の痙攣などが挙げられます。


耳、口、のど

代表的なのは耳鳴り。

耳の閉そく感による平衡感覚の狂いで眩暈を発症することもあります。

口においては過度の渇きや、逆に唾液の過剰分泌が起こったり、口内に痛みを感じることも。

喉の異物感やイガイガ感で食事が進まない人も見られます。

 

心臓を含む循環器系

動機・息切れ、冷えやほてりが見られます。

血行不良によってしびれや血圧の異常、多汗、ふらつきが表れる場合もあります。

 

消化器系

胃炎や過敏性腸症候群、ガスによる腹痛のほか、下痢や便秘も症状として表れます。

胃の不快感からくる嘔吐や食欲不振は多くの患者が経験しています。

その他、お肌の乾燥や生理不順、首や肩などの極度のコリ、関節や筋肉の痛みにむくみなども症状として挙げられます。

特に一番多いのは、慢性的な倦怠感や疲れやすいといった症状。

全身に及ぶこれらの症状は、当たり前の日常生活すら困難にしてしまいます。

 

精神に表れる症状

自律神経失調症は体だけではなく、精神、つまり心にも症状が表れます。

感情がうまくコントロールできず、怒ったり泣いたり、感情の起伏やテンションの上下が激しくなりやすいのが特徴です。

さらに、原因不明の不安感、人間不信、わけのわからない恐怖心に襲われることもあり、
それらが重なってネガティブな感情に支配され、「何もしたくない」といった無力感が大きくなります。

これらのことが重なり、多くの人は集中力が大幅に低下します。

感情や不安、恐怖に振り回されて集中できず、記憶力も落ちて物忘れがひどくなったりしてしまいます。

以上が、自律神経失調症の症状です。

おわかりの通り、自律神経失調症の症状は一つではありません。

場合によっては複数の症状が同時に表れることもあり、さらに、その症状がずっと続くというより日々変動していきやすいのも特徴です。

 

原因って何なの?

自律神経失調症は自律神経の乱れ、つまり交感神経と副交感神経のバランスが崩れることが原因です。

必要なときにきちんと交感神経と副交感神経が入れ替わっておらず、どちらかが極端に働いている状態。

自律神経のバランスが乱れる原因として考えられるのは以下の4つです。

過度のストレス

ストレスは自律神経が乱れる最大の原因です。

というのも、すでに説明の通り、ストレスを受けると神経が張り詰めて交感神経が優位になります。

休みなくストレスを受け続けることによって交感神経優位の時間が続き、結果として自律神経のバランスが乱れてしまうのです。

仕事や友人関係に恋人関係、環境の変化などによるストレスからくる不調が更なるストレスを生むこともあり、少しでも「ストレスがたまってきたな」と感じたら早めに対処することが必要になります。

生活習慣の乱れ

食事習慣や睡眠習慣の乱れも自律神経のバランスを乱す原因になります。

通常、人間は朝起きてごはんを食べ、日中は活動し、夜は夕食を食べて就寝します。

この当たり前のリズムこそ、自律神経バランスの理想の形。

朝から日中にかけては交感神経が優位になって活発に行動し、夜間は副交感神経が優位になってリラックスします。

よって、夜通し活動したり変な時間に食事をするなどして生活リズムを乱すと、自律神経のバランスも乱れてしまうのです。

 

食事内容

偏った食事も原因の一つ。

私たちが日々摂取している栄養素には、自律神経に影響を与えるものが沢山あります。

例えばビタミンA。

ストレスを緩和する作用のある副腎皮質ホルモンの材料となるため、ビタミンAが不足するとストレスが蓄積しやすくなり、結果的に自律神経の乱れを引き起こします。

亜鉛は様々なホルモンや神経伝達物質を作る栄養素なので、精神の安定を保つためにも摂取は欠かせません。

逆に、肉類などの油脂(特に飽和脂肪酸やγレノリン酸など)や糖分、カフェインやトウガラシ、たばこなどの刺激物は自律神経失調症を引き起こしやすい食品です。

 

女性ホルモンのバランス変化

実は、女性ホルモンのバランスと自律神経のバランスは相互に関係しあっています。

というのも、女性ホルモンの分泌に関する指令を出しているのは脳下垂体というところで、自律神経はそのすぐ近くの視床下部にあるから。

自律神経は女性ホルモンのバランスの変動によって影響を受けやすいのです。

逆に、自律神経の乱れがホルモンバランスの乱れを引き起こすこともあります。

自律神経とホルモンバランス、どちらが先に乱れたのかは人によって異なりますが、
女性ホルモンの分泌を整えてバランスをしっかりと正すことによって、自律神経も整いやすくなります。

 

治療方法は?

自律神経失調症の治療は大きく分けて2つ。

薬物療法
心理療法

です。

といっても自律神経失調症の詳細な原因は人それぞれであるため、単純にこの2つのどちらかに振り分けられるわけではありません。

医師とよく相談しながら様々な治療法を試したり、一度に複数の治療法が採用されることも珍しくありません。

 

 

プラセンタは自律神経失調症に効果あり?

自律神経失調症について十分理解を得られたところで本題です。

プラセンタが自律神経失調症の治療や症状の改善に効果があるというのは本当なのでしょうか?

 

プラセンタの効果って?

プラセンタとは胎盤そのものや、胎盤から抽出したエキスのことを指します。

胎盤は母体と胎児を連絡し、命を守り育てる重要な器官。

そのため、胎盤には人間にとって必要不可欠なあらゆる栄養素やアミノ酸、様々な成長因子を含んでいるのです。

その豊富な成分により、プラセンタには

・抗炎症作用や抗アレルギー作用
・組織修復作用
・ホルモンバランス調整作用
・肝機能の改善作用
・抗酸化作用

など様々な効果が期待できるのです。

 

自律神経に与える影響は?

自律神経失調症の原因を思い出してください。

最後に、女性ホルモンのバランスの乱れ、というものがありましたね。

プラセンタにはこの女性ホルモンのバランスを整える作用があります。

特に、女性の場合、更年期になると女性ホルモンの分泌バランスが乱れやすくなり、自律神経失調症も発症しやすくなります。

そんな時に効果を発揮するのがプラセンタ!

プラセンタに含まれる神経細胞増殖因子(NGF)という成長因子の働きにより神経細胞が増殖し、ホルモンバランスを整えてくれるのです。

その結果、更年期障害による様々な症状が改善され、自律神経のバランスも整えられるという仕組み。

さらに、NGFには交感細胞を増殖させて自律神経を整える作用もあります。

よって、プラセンタは女性ホルモンを経由した効果だけではなく、直接自律神経失調症にも効果を発揮するというわけです。

プラセンタは自律神経失調症はもちろん、「もしかしたら自律神経が乱れ始めてるかも?」なんていう段階でも有効です。

「自律神経失調症っていうほどじゃない…」

「病院にかかるほどじゃない…」

そんな時にはプラセンタを摂取してみるといいでしょう。

 

 

プラセンタの摂取方法

では、プラセンタはどのように摂取したら良いのでしょうか?

サプリメント

一番早いのは、ドラッグストアなどでも売っているプラセンタのサプリを飲むことです。

プラセンタサプリは数多く出ていますが、なるべく配合濃度が高いものがおすすめ。

継続的に摂取を続けることである程度の効果が見られるでしょう。

長く続けるためには値段も重要ですので、まずは濃度と値段の折り合いがつくものを試してみましょう。

少しでも体に合わないと感じたらすぐに摂取を中止し、配合濃度の低いものに切り替えたり、必要であれば医師に相談してください。

 

プラセンタ注射

サプリメントよりも効果と安心を求めるなら、やはり専門家に頼るのがいいでしょう。

プラセンタはサプリメントだけではなく医薬品としても存在しており、医療機関において更年期障害や自律神経失調症の治療のために処方されています。

現在厚生労働省に認可を受けているプラセンタの処方薬は2つ。

・ラエンネック
・メルスモン

です。どちらも注射薬です。

一回の注射で効果が表れるような即効性は残念ながらなく、ある程度定期的に注射を受ける必要があります。

初期は週に1,2回くらいの頻度で受け、徐々にその頻度を落としていきます。

こうすることでプラセンタを体に長期間留めるようにし、だんだん効果を得ていきます。

医療機関でプラセンタ注射を受けるメリットとしては、医師の診断のもと症状に合った適切な治療を受けられること。

そして、万が一薬が合わないなどの問題があった場合も、すぐに対処してもらえることです。

気になる保険についてですが、プラセンタ注射は更年期障害の治療においては保険が適用されます。

よって、自律神経失調症が更年期障害によるものであると診断された場合や、同時に更年期障害の症状も認められた場合に保険が適用されるでしょう。

 

 

おわりに

今回は自律神経失調症にプラセンタがどのような効果を与えるのかについてのお話しでした。

自律神経失調症は「気のせい」や「甘え」で済まされてしまうこともありますが、実際にはとても怖い病気です。

「もしや?」と思ったときはすぐに医師の診断を受け、早めに適切な治療を受けましょう。

また、症状がそれほど重くない時や、「ちょっ調子が悪いかも?」なんていう時はプラセンタのサプリがおすすめです。

早めに対処して、症状が進んでしまうのを阻止しましょう!

 

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