乳酸菌の好転反応ってどんなもの?

乳酸菌は体にいいもので毎日摂っているという人も多いのではないでしょうか?

ところでヨーグルトや乳酸菌飲料を飲むようになったらお腹がゆるくなった経験はありませんか?

その現象は乳酸菌の好転反応の1つなんです。

乳酸菌を多く含むサプリメントやスムージーなどを飲んだときにも出ることがある好転反応、乳酸菌の好転反応にはどのようなものがあるのでしょうか?

乳酸菌摂取で好転反応が出る?そもそも好転反応とは


薬などを飲み続けていったときに一番初めに体に現れる変調が好転反応と呼ばれるものです。

乳酸菌は薬とは違いますが、体の中に不足しがちな乳酸菌を摂取することとなるので、それによって腸内環境が整いその影響を受けて好転反応が出ることがあります。

反応の出方は個人差あり!好転反応4つを知ろう


好転反応と呼ばれる反応は一般的に大きく4つに分類されています。

好転反応1:過敏反応

・下痢
・便秘
・痛み
・腫れ
・発汗

などの好転反応は過敏反応に入ります。

乳酸菌で起きる可能性のある好転反応はこの中の下痢や便秘です。

一般的に乳酸菌は便通を改善する効果が期待できますが、中には体に合わない乳酸菌を摂取することで便秘になってしまう人もいます。

好転反応2:弛緩反応

種類にもよりますが、薬やサプリメントなどを飲んで

・だるさ
・眠気

を感じることもあれば、ときには倦怠感をおぼえる場合もあります。

こうした好転反応は弛緩(しかん)反応の類に入ります。

好転反応3:回復反応

・腹痛
・胃痛
・吐き気

などの症状が出たり、時には発熱したりすることもあります。

このような好転反応は回復反応と呼ばれます。

好転反応4:排泄反応

排泄反応、その名の通り体の中から外へ向かって出る反応で、

・湿疹
・吹き出物
・肌荒れ
・目やに

が出る場合があります。

乳酸菌の好転反応は怖くない?反応が出たときの対処法


乳酸菌を摂取するようになってから好転反応が出てきた場合の対処法は次の通りです。

好転反応だと感じたら試してみてください。

1.量を減らす

乳酸菌は薬とは全くの別物です。

たとえ好転反応が出たとしても恐れる必要はどこにもないので安心してくださいね。

乳酸菌を摂取するようになって、お腹がゆるくなってきたなど体に変調が出てきた場合には一旦量を減らすという選択をしてみましょう。

2.体調を観察する

乳酸菌を摂るようになって好転反応が出た場合には、まず摂取目安量よりも少なくしてから体調がどう変わるか自分の体の変化を観察することが大切なポイントです。

量を減らしたものの不調を感じるのであれば、さらに量を減らして様子をみていきましょう。

3.もとの量に戻す

乳酸菌を摂取するようになってからすぐに起きる好転反応が落ち着いてきたと感じたら、徐々にもとの摂取目安量に戻していきます。

もともと乳酸菌は私たちの体の中に必要不可欠な存在だからこそ、毎日適量の摂取を続けていきたいですからね。

効率よく効果を実感するために!乳酸菌を摂る上での注意点

不調になる?過剰摂取はNG

私たちの体の中にいくら乳酸菌が必要だからといっても過剰に摂取してしまっては元も子もありません。

多く摂ってしまうことでお腹がゆるくなったり、その逆で便秘気味になったりすることがあります。

適量摂取を心がけましょう。

1種類にこだわらない!いろんな種類を摂取

乳酸菌の種類はたくさんありますよね。

1種類と言わず、私たちの体の中にいろんな種類の乳酸菌を取り入れてあげましょう。

主に大腸で効果を発揮するものもあれば小腸から大腸にかけて特に作用するものなど、乳酸菌は種類によって作用する場所が様々なんです。

腸内環境を整えるのに必須成分!食物繊維

乳酸菌とセットで摂りたいのが食物繊維です。

乳酸菌は腸内の善玉菌を増やす働きがあり、食物繊維は腸内の老廃物を絡め取って腸のぜん動運動を促します。

ぬるぬるスベスベしている水に溶けやすい水溶性食物繊維と、ゴツゴツしている不溶性食物繊維を1:2の黄金比で摂るのが理想です。

善玉菌を増やすサポート役!オリゴ糖

オリゴ糖入りヨーグルトやオリゴ糖入り乳酸菌飲料をスーパーなどで見かけたことはありませんか?

乳酸菌とオリゴ糖はベストコンビで、善玉菌をさらに増やしてくれるのがオリゴ糖なのです。

体内で分解されにくいオリゴ糖の性質を利用して、乳酸菌と一緒に摂ることで乳酸菌以上の効果をもたらしてくれます。

善玉菌優位の理想的な腸内環境を作り上げることがきますよ。

体の中の代謝をアップ!酵素

話題の酵素も乳酸菌と一緒に積極的に摂取したい成分です。

不足すると体に不調をもたらす酵素。

加齢とともに減少する一方で外からチャージしてあげないことには常に体が酵素不足に陥ってしまい、最悪がんなどの病気を引き起こすこととなります。

酵素を補うことで代謝がアップしてくるので細胞が活性化され、不調が改善されてきます。

まとめ:乳酸菌の好転反応は一時的なものだから心配しなくてもOK

乳酸菌を摂ることで起こる好転反応は、体が乳酸菌に慣れる前の変調を表しているものだということがわかりひとまず安心ですね。

薬の副作用と同じものではなく、一時的な反応です。

乳酸菌を摂るときには1種類ではなく何種類も摂り、さらにサポート役として食物繊維とオリゴ糖、酵素も一緒に摂って元気で健康的なボディを手に入れていきましょう。


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