プロテオグリカンてなに？どんな美容効果があるの？
世界中でも注目を浴びているプロテオグリカン。
一度は耳にしたことがあるという人もいるのでは？
美容に効果的ということもあり、近年、化粧品に配合されたりサプリメントに含まれたりしていて、「プロテオグリカン配合」の文字を見る機会も増えましたね。
そのプロテオグリカン、一体どんな成分で美容効果としてはどのようなことが望めるのでしょうか？
Contents
保水性にすぐれている成分！それがプロテオグリカン
かつては1g3,000万円以上する希少な成分として使用されていました。
それもそのはず、当時は鶏のトサカや牛の器官軟骨などの一部から、しかも微量しか抽出することができませんでした。
現在はサケの鼻軟骨から大量に抽出でき、安価で手に入れられるようになっています。
そんなプロテオグリカンは、保湿成分で知られているヒアルロン酸をしのぐほどの水分保持力のある成分。
今では注目されている成分の1つです。
プロテオグリカンとはタンパク質と糖鎖が結合してできた成分のこと。
「プロテ」＝「プロテイン（タンパク質）」
「オ」＝「結合」
「グリカン」＝「糖鎖（グルコースやガラクトースなどの糖が鎖状に連なったもの）」
という意味合いがあります。
様々な美容効果が期待できる！プロテオグリカンの秘密とは
美容界だけでなく医療の世界でも注目しているプロテオグリカン、ここではその秘密に迫ります。
ヒアルロン酸の130％！すぐれた保水性
想像できるでしょうか？
ヒアルロン酸の1.3倍の水分保持力がどれだけのものなのか…。
ヒアルロン酸は1g当たり6リットルの保水力ですから、その1.3倍となると7.8リットル、それだけの水分保持力のある成分がプロテオグリカンです。
皮膚は表皮とその奥にある真皮の大きく2層で構成されていて、プロテオグリカンは真皮に存在する重要な成分なのです。
お肌の潤いを保つサポート的役割を果たしています。
コラーゲン繊維の間に存在する成分で、栄養や水分をしっかりとキープ。
柱となるコラーゲンの間をまるで壁のようにつないでいるのがプロテオグリカンです。
お肌にハリと弾力が保てるのは、プロテオグリカン在りきだからなんですね。
「そんなウォーターバッグのようなプロテオグリカンをお肌にチャージしたら…」
肌変化を想像しただけでもにやけてしまいます。
炎症を鎮静化させる！抗炎症作用
炎症を抑制する働きもあるプロテオグリカン。
わたしたちの細胞から分泌されているタンパク質の中にサイトカインと呼ばれるものがあります。
これは炎症を抑える働きのあるタンパク質の一種で、プロテオグリカンにはそのサイトカインの分泌を促す作用もあります。
細胞の再生や増殖をサポート！EGF様作用
20代を過ぎた辺りからお肌の調子が良くないと感じることが多くなっているのではないでしょうか？
それはEGFが減少してきているから。
細胞の再生や増殖のサポートをするのがEGF。
年齢を重ねるごとに減少してくる成分で、次第にお肌のターンオーバーサイクルが乱れてきます。
プロテオグリカンにはそのお肌のターンオーバーサイクルを正常化する作用もあり、お肌の新陳代謝を促進させ、新しい肌細胞を作り出すEGFのような働きがあります。
番外編：その他のプロテオグリカンの効能とは
お肌に塗っても体内摂取しても同じような効果が期待できるのがプロテオグリカン。
美容の他に、疾患に関してもプロテオグリカンが大活躍です。
病気の原因活性酸素を抑制！身近な生活習慣病の対策＆改善
抗酸化作用もあるプロテオグリカン。
肌老化だけでなく、体内老化の原因とされている活性酸素を抑制する働きもあります。
脳や内臓、血管などの老化を抑えたり、血糖値の上昇を抑制したり、糖尿病や肥満などの予防もしてくれます。
関節のクッション的存在！関節痛に効果を発揮
プロテオグリカンは皮膚だけでなく、骨や軟骨、血管など体内のいたるところにある成分です。
関節のクッション的存在でもあり、軟骨を構成する成分の1つとしても利用されています。
サプリメントで摂取した場合には軟骨に対してアプローチ。
これまでの関節痛が徐々に緩和されてきます。
また、今関節痛がない場合には予防を兼ねてプロテオグリカンを摂取するのもオススメです。
抗炎症作用の効果！大腸炎の回復
プロテオグリカンの持つ抗炎症作用は、皮膚だけでなく大腸炎の回復にも効果が期待できます。
炎症を起こしている物質を鎮静化させる働きのあるタンパク質の一種、サイトカインの分泌を促進させる働きがプロテオグリカンにあるからなんです。
まとめ：プロテオグリカン配合の化粧品やサプリメントで憧れの「美」を！
保水力がヒアルロン酸の130％あると聞くと、どれだけの保湿が期待できるのだろうかと興味が湧きますね。
プロテオグリカン配合の化粧品を使うことでその効果を実感できることでしょう。
また、インナーケアとしてサプリメントでプロテオグリカンを摂取するのもオススメです。
アウト＆インナーのプロテオグリカンWケアで憧れの「美」を目指してみませんか？
