出来てしまったシミ。。シミを消す為の美白対策とは?
シミが出来てしまうと毎日のメイクの度に気になってしまいますよね。
年齢や肌質だと、諦めてしまっている人も多いと思います。
特に女性は加齢に限らず、紫外線や摩擦、出産、妊娠による女性ホルモンのバランスなどでもシミが出来やすくなってしまいます。
しかし、シミは原因を探り根気よくケアを続ければ治していくこともできるので諦めずに頑張りましょう!
Contents
30代後半からシミは出来やすくなる?!シミは何故できる?
特に30代後半頃からは肌内部に蓄積されていた潜在シミが外に出て来やすい時期です。
この世代に入ったら特に注意が必要です。
では、何故シミは出来てしまうのでしょうか?
肌の代謝
通常肌は28日周期で新しい肌には生まれ変わるターンオーバーを繰り返しています。
ターンオーバーで肌の表面が剥がれ落ちて生まれ変わる際にできかかっていたシミも一緒に剥がれ落ちるチャンスなのですが、加齢やホルモンバランスの乱れ、生活習慣の乱れなどで肌の代謝が落ちてしまうとこのターンオーバーがうまくいかなくなってしまいます。
ターンオーバーは健康な肌を保つだけでなく、シミを排出していくためにも必要なものなのです。
女性ホルモンの影響
経験したことのある人は特に覚えがあるかもしれませんが、妊娠や出産によるホルモンバランスの影響でシミが増えたり、濃くなったりという事もあります。
これは、女性ホルモンがシミの原因のメラノサイトを活性化させてしまうことが原因なのですが、この時期は女性ホルモンの分泌を抑えることはできません。
産後、ホルモンバランスが整ってくれば自然と治るものなのですが、産後に赤ちゃんがいる状態でUVケアや美白ケアなどに時間を割くのは難しいことが更に悪循環を生んでしまうこともあります。
特に近年は30代~40代の妊婦さんも増加していて、シミが出来やすい時期に妊娠出産が重なってしまうことでより出来やすい状況になってしまう事もあります。
できてしまったシミはどう対策したらいいの?
セルフケアはもちろん、美容皮膚科などシミを治す方法は多々あります。
まずはシミをケアするに当たって基本のスキンケア方法のポイントを挙げていきます。
優しいスキンケアを心がける!
まず、優しくスキンケアをする!が基本です。
紫外線やホルモンバランスもそうですが、シミは摩擦も原因になってしまうのでスキンケアの際に摩擦を起こさないように気をつけましょう。
洗顔はよく泡立てて優しく洗います。
タオルドライも、拭かずに軽く押さえる様に拭きましょう。
洗顔やタオルドライなど摩擦によって角質が傷ついてしまうと肌が炎症しやすくなってしまいます。
また肌が炎症を起こした状態だと化粧品の効果も出にくくなってしまうので、摩擦を防いでシミにしない様にすることは大切です。
しっかりと保湿する
肌が乾燥している状態だと美肌効果を出しにくいです。
また、肌のバリア機能も乱れて水分を保持する事が出来ない為角質細胞が縮んでしまいます。
その縮んだ細胞の隙間から紫外線のダメージを受けやすくなってしまうのです。
それらから肌を守るために常に保湿を心がける事が大切です。
高い保湿効果を出したい時はシートマスクがオススメです。
密封保湿出来るので、化粧水よりも保湿力が大幅に期待できます。
更にスペシャルケアとしてシリコンマスクがオススメです。
シートマスクの上につけて水分の蒸発を防ぐ役割を持つので、マスクの更にスペシャルケアとして利用するのも良いですね。
余分な角質はきちんと取り除く
ターンオーバーの大切さについて何度か説明していますが、どんなに気をつけていても加齢と共に少しづつターンオーバーは遅れて来てしまうのは避けられません。
しかし、遅れるのが仕方ないと言って放っておくとメラニンはどんどん蓄積されやすくなってしまい、角質が厚くなってしまうと肌がくすんで見えたり美白成分も浸透しにくくなってしまいます。
定期的にピーリングやスクラブを行う事で、ターンオーバーを促進してあげるとメラニンもはがれやすくなるので自分の年齢に合わせて角質ケアを行いましょう。
セルフケアでのシミ対策
昔から長い期間あるシミや盛り上がって目立っているものなどは化粧品で取り除くことは難しいですが、出来てすぐのものは化粧品で取り除く事も十分に可能です。
根気よくとりくみましょう。
「美白有効成分」がポイント
ポイントは「美白有効成分」です。
厚生労働省により「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ」またはこれに類似した効能を表示する事を認められた成分なのでこれをポイントに成分を選ぶと良いでしょう。
アルブチン
メラニン合成を阻止する植物から抽出された成分です。
エグラ酸
ベリー類から抽出。
天然ポリフェノール豊富で抗酸化作用があります。
シミを出来にくくしてくれます。
ルシノール
ポーラが開発した成分。
メラニン生成を抑えシミを出来にくくします。
ビタミンC誘導体との相乗効果もあり安全性がとても高いです。
ビタミンC誘導体
浸透しにくいビタミンC誘導体を肌の奥まで浸透しやすくしたのがビタミンC誘導体です。
シミ予防と共にコラーゲン生成にも役立ちます。
シミ、シワに高い効果があります。
プラセンタエキス
哺乳類の胎盤から抽出された成分です。
複数のアミノ酸、ビタミンが豊富でシロチナーゼを阻害してシミの発生を抑えます。
他にもニキビなど炎症抑制、ハリや潤いを与える美肌効果も期待できます。
トラネキサム酸
肝斑の改善に有効な成分です。
ビタミンC誘導体と同時に使うとより効果的です。
より早い効果を得たい人は…
費用とリスクは上がりますが、その分効果も早く得る事ができるという点でオススメなのはクリニックでのシミ治療です。
レーザーや、化粧品よりも高濃度のシミ治療薬の塗布、ピーリングやイオン導入など方法は様々です。
しかし、その分間違うと肌に大きなダメージを与えることもあるので行う際は医師としっかり話し合って決めて下さいね。
継続することが何よりも近道
諦めてしまっていたシミも決めてかからずにこれからでもケアしてみてください。
シミは基本的にターンオーバーによって排出していく方法になるので、最低でも28日はかかります。
途中で諦めてしまうとせっかく効果が出て来ていても水の泡になってしまうので、根気よく頑張って続けてみて下さいね!