シミを作らせない!正しい紫外線対策方法とは?
シミを作らせないためには、メラニン色素をできるだけ作り出さない環境を整えることが大切です。
そのために必要なのがそう、皆さんご存知の紫外線対策です!
紫外線を正しくブロックすることができれば、それだけシミの発生を抑えることができます。
ただ、紫外線対策を誤った方法で実践しているかたも少なくないようです。
本記事では、シミを作らせない、正しい紫外線対策をご紹介します。
Contents
落とし穴!見えない紫外線ダメージを減らそう
お家の中での紫外線対策は万全でしょうか?
「窓ガラスやカーテンで日差しを遮っているから大丈夫」と考えていると、気が付かないうちに紫外線の肌ダメージを加速させているかもしれません。
紫外線は
- 窓
- カーテン
をすり抜けて、屋内にも侵入してきます。
窓のそばにいる機会が多いようでれば、もはや外出しているのと同じレベルで紫外線ダメージにさらされている可能性が…。
お家でできる紫外線対策を実施してみましょう。
- 窓に張り付けるUVカットシート/UVカットフィルム
- UVカットカーテン/UVカットサンシェード
などを役だてると良いでしょう。
正しい紫外線対策方法1:日焼け対策の時期を心得よう
日焼け止めの使用時期は日差しの強い夏だけ?いいえ!そんなことはありません。
できれば1年中日焼け止めを愛用したいところです。
気象庁では、3、4月の時点ですでに
- 長そでシャツ
- 日焼け止め
- 帽子
を利用した紫外線対策を呼び掛けています。
また、10月から2月にかけて紫外線量は比較的少ないですが、それでもゼロになるわけではありません。
- 曇り
- 雨の日
- 晴れの日
に関わらず紫外線は降り注いでいます。
ですから、
- 「今日は曇っているから大丈夫」
- 「夏じゃないから大丈夫」
と判断せずに、毎日気を抜かずに紫外線対策を行うことが大切です。
正しい紫外線対策方法2:適切な日焼け止めの選び方を押さえよう
紫外線対策の中でも最も効果的なのが、日焼け止めを使用する方法です。
ただし、正しく選べてこそお肌に優しい理想的な紫外線対策が叶います。
ここでは、適切な日焼け止め商品の選び方を見ていくことにしましょう。
選び方1:天気に合わせてSPF数値を変える
SPFの数値が大きいほど日焼け止め効果があると考えられがちですが、そうではありません。
SPF数は
- シワ
- たるみ
の原因となる紫外線B(UVB)の影響をどのくらいの時間抑えることができるか、つまり、日焼け止め効果の持続時間を意味します。
日焼けするまでにかかる時間には個人差があります。
ある人は10分で日焼けしますが、ある人では20分くらい日焼けまでに時間がかかることもあるでしょう。
例えば、SPF30の品を購入したとして計算すると…
10分×SPF30=300分つまり、5時間の日焼け止め効果が得られるということになります。
SPF数値が高いほど肌への影響がかかるので、外出時間に合わせて選び取るのが得策!
- 1~2時間の外出であれば10~20SPFの日焼け止めで十分
- 海に出かける、日差しが強いなか1日中外にいるなどの場合にSPF30以上
を選ぶと良いでしょう。
選び方2:シミを防ぐPAに注目すべし
PA+やPA+++などの表記は、シミやシワの原因となる紫外線の8割を占める紫外線A(UV-A)を防ぐ効果の度合いを示しています。
シミ予防に日焼け止めを使用するならば、もっとも重視したいポイントなんですね!
PA数値についても、使用するシーンに応じて使い分けると良いでしょう。
- 1~2時間の外出であればPA+
- 外でのスポーツやレジャーではPA++~+++
- 真夏に1日中外出する、外でのスポーツを楽しむと言ったシーンでは PA+++~++++
といったように、上手に使い分けてみましょう。
選び方3:肌に優しい紫外線乱散剤がメインの日焼け止め
日焼け止め成分として配合されているのが、
- 紫外線吸収剤
- 紫外線乱散剤
です。
お肌へのやさしさを考えた時に選びたいのは紫外線吸収剤フリーの日焼け止め!
それぞれの違いをご紹介します。
紫外線吸収剤
紫外線を吸収して化学変化をおこし、皮膚に入り込まないようにする代物です。
紫外線防止効果が高く、SPF数値の高い日焼け止めに配合される傾向があります。
テクスチャーがお肌になじみやすく使用感が良いので人気でしたが、現在では肌へのダメージが大きいことが問題視され、「紫外線乱散剤」をメインに配合した日焼け止めの人気が高まっています。
紫外線乱散剤
光を反射させることで紫外線が肌に入らないようにする働きをします。
- 低刺激
- 持続効果時間が長い
点で優れていますが、
- 使用原料が白く白浮しやすい
- 柔らかいテクスチャーが作り出しにくい
という欠点をもちます。
とはいいつつも、紫外線乱散剤を使用した日焼け止めの人気が高くなっていて、現在ではかなり
- 使用感
- 色合い
にもこだわった製品が続々と登場しています。
お肌へのやさしさを考えるならば、
- 紫外線吸収剤フリー
- ノンケミカル
の日焼け止めが一押しです。
正しい紫外線対策方法3:日焼け止めを正しく使用する
日焼け止めを正しく使用できていないと、効果を発揮してくれません。
正しい日焼け止めの使用方法を確認してみましょう。
その1:使用量を確認してみよう
クリーム状の日焼け止めの場合、パール大2個分の量。
液状タイプの日焼け止めの場合は500円玉1個分の量が目安です。
その2:重ね塗り
日焼け止めだけを塗る場合は、その1で紹介した量を再度手に取り、重ね塗りします。
ファンデーションでお化粧をする場合は重ね塗りの必要はありません。
その3:持ち運べるパウダータイプの日焼け止めを活用する
日焼け止めの効果は1日中続くものではありません。
かといって、お化粧の上から重ね塗りなんて出来ませんよね。
なので、日焼け止め効果が長く必要なシーンでは、パウダータイプの日焼け止めを活用してみてください。
お化粧直し×日焼け止め効果が得られて一石二鳥です!
紫外線対策グッズを役だててみて!
- 脚
- 腕
- デコルテ
などの部分にも日焼け止めを塗っていると、
- 消費量が多く
- 買い替えも大変
です。
こうした面積の広い部位には紫外線対策グッズを役だててみましょう。
顔部分には、
- 女優さんのようなツバの大きい帽子
- 大き目のサングラス
- 日傘
で対策を。
その他の部分は、
- ストール
- 長袖パーカ
- アームカバー
- ネックカバー
などを活用すると良いでしょう。
まとめ
シミを作らせないためには、シミの原因となる紫外線A波をシャットアウトすることが大切です。
紫外線対策で最も効果的なのは日焼け止めの使用です。
日焼け止めを正しく選び取り、上手に使っていきたいですね。
また、紫外線対策グッズを合わせて活用することで、より効果を高めることができますよ。
紫外線対策をバッチリおさえて、シミを作らせない環境を作っていきましょう!