プラセンタ×ビタミンC誘導体|併用した場合の効果・効能は?
プラセンタは身体によいといわれていますが、むやみに使用するのではなく、効果や注意点について確認しておくことが大切です。
また、より高い効果を得たい場合はビタミンC誘導体と一緒に摂取するとよいでしょう。
ここでは、プラセンタとビタミンC誘導体を同時に摂取した場合の効果について解説します。
Contents
プラセンタとは
ただし、寄生虫に強い馬由来のものやSPF豚のように抗生物質を与えずに育てたものは、比較的成分の含有量が多いといわれています。
プラセンタを摂取することで得られる効果
プラセンタを摂取することで、次のような効果が期待できます。
・自律神経を整える
・ホルモンバランスを整える
・肝機能を高める
・活性酸素を除去して細胞の老化を抑制する
・抗アレルギー作用
・免疫力を高める
・代謝を活発にする
・組織を修復する
これらの効能によって、次のような美容効果が期待できます。
・肌トラブルの改善
肌は、摩擦や紫外線など様々な原因でダメージを受けてしまいます。
特に、紫外線を受けるとメラニン細胞が活性化されて、シミができやすくなるので注意が必要です。
また、肌の奥深くにある肌の弾力を保つ成分のコラーゲンやエラスチンを破壊し、たるみやシワなどを作る要因にもなります。
プラセンタエキスをマウスに与えると、皮膚の水分量が低下しにくくなったという報告があるので、プラセンタエキスを継続的に摂取することで肌トラブルの改善に役立つと考えられています。
・肌の弾力性が高まる
プラセンタに含まれている核酸やヒアルロン酸などには、肌の新陳代謝を促進させる働きがあります。
そのため、コラーゲンの生産が促進されて、肌の弾力性が高まると考えられています。
ビタミンC誘導体とは
ビタミンC誘導体は、壊れやすいビタミンCを人工的に改良して、身体に取り込みやすく変化させた成分です。
ビタミンCに次のような成分を配合することで、ビタミンC誘導体へと変化させます。
・リン酸型ビタミンC
・ステアリン酸アスコビル
・アスコルビルエチル
・アスコルビン酸-2リン酸-6パルミチン酸
水溶性のものと油溶性のものがあり、化粧品に合わせて選択されます。
たとえば、リン酸型ビタミンCは化粧水などに、ステアリン酸アスコビルはクリームなどに配合されます。
ビタミンC誘導体の効果
ビタミンC誘導体には、次のような効果が期待できます。
・新陳代謝を促す
・メラニンを還元することでシミを防ぐ
・皮脂の分泌を抑える
新陳代謝が促されると、シミやシワを抑えることができます。
また、皮脂の分泌を抑えることができれば、毛穴の詰まりを予防してニキビのリスクを下げることができます。
プラセンタとビタミンC誘導体を同時に摂取するメリット
プラセンタとビタミンC誘導体を同時に摂取することで、より高い効果を得られます。
両者に共通している効果は、代謝を活発にすることです。
そのため、これらを同時に摂取すれば、代謝を大幅に高めることができると考えられます。
プラセンタは、経口摂取や皮下注射で高い効果を発揮しますが、化粧水など液体に配合されると高い効果を発揮できません。
これは、プラセンタの含有量が少ないからです。だからこそ、ビタミンC誘導体も一緒に含んでいる化粧品を使用することが大切です。
プラセンタとビタミンC誘導体を同時に摂取する際の注意点
「摂取」という言葉は、「身体に取り込む」という意味です。
身体の内側からアプローチをかけるとともに、外側からもアプローチをかけることで高い効果を発揮します。
つまり、プラセンタサプリを経口摂取して、プラセンタとビタミンC誘導体を含む化粧品を肌に塗ることで、より高い効果を得られるということです。
ただし、場合によっては症状が悪化する恐れがあるので注意が必要です。
たとえば、代謝が良くなりすぎると、エネルギーの消耗が激しくなります。
すぐに汗をかくようになったり、普段よりもお腹が空きやすくなったりする可能性があります。
これらをデメリットと考える人もいれば、デメリットではないと考える人もいるでしょう。
普段から代謝が高く、悩んでいるのであれば、経口摂取と肌に塗ることによる摂取は併用しない方がよいでしょう。
プラセンタとビタミンC誘導体を正しく活用しよう
効果が高いということは、それだけ副作用も強くなる可能性があるということです。
たとえば、プラセンタはタンパク質を含むため、アレルギー反応が出ることがあります。
パッチテストを行い、問題がないことがわかってから使用しましょう。
また、ビタミンC誘導体においては、皮脂の分泌を抑える働きがあるので、乾燥肌の人が使用すると肌が乾燥しやすくなります。
自分にとってよい効果である場合のみ使用しましょう。